2017/08/24

図書館と宇宙

刺し子とお弁当

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色んなひとやものとの繋がりがうまくいかなくて悶々としていた頃
ふと、気が抜け出してきたころに北国から届いた刺し子
白の布に灰の糸で刺してある 美しい仕事

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先の日記のこと
結局、自分は決断出来ず、決定に終わった
その上、特に身近な人に迷惑と心配をかける結果になってしまった
決断という言葉自体を軽んじて使っていた事も恥ずかしい

決断とは断って決める事
私には断つことは出来なかった
一度、簡単に「断つ」と言ってしまってから我に返り初めて気づくという情けなさ

でも、その中でも得た事は大切にしなくては
人と関わること、「頼る」ということ、最後は自分で決めること
生きていくこと、社会と関わること

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反省の中で実践していること

本音で話すようにしている
本音で、というのは
包み隠さず、むしろ普段は格好をつけたりして隠している弱さや弱点を
そのままさらけ出すこと
ずっと自分が出来なかったこと

話した人はみんな、とても懐が広くて、わたしの不安なんてぴゅっとひと吹きして
たくさんのことを話してくれた
目からぼろぼろウロコが落ちる感じ
ずっと頑になっていた自分がますます恥ずかしい
そしてとてもありがたくてあたたかい

「がんばって」じゃなくて「がんばろう」って言ってくれたこと
肩を並べられているようで嬉しかった
がんばろう 今出来る事をもう一度

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話をした次の日にユーミンのライブへ行った
ライブが始まって、ユーミンが宇宙図書館に立っているのをみたら涙が出た

最後の「卒業写真」ではもう止まらなかった
時間はどんどん過ぎていく
あんまりに速くてついていけなくて
ついていきたくもなくて

前へ前へとどんどん速く進み続ける世界を観ていると
過去を慈しむことは恥ずべきことなのかと思いそうになるときもあって

でもそうじゃないんだと思った
図書館に眠るたくさんの歴史とその人々
それが今も存在する意味は何か

過去も今も未来もすべて、自分で確かめて生きていけばいい
どれも同じように大切に思っていよう

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