2017/06/25

Y

a glass of water / 土佐和紙-型染め

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土曜日
いつものあのパン屋へモーニング
「これからの私たちのことについて話そう」
と誘われていたので、わくわくして随分早起きをしてしまう

まだ夢の中みたいな話だけれど
少しづつ、形をつけてゆく
土曜日の朝
ここのパンはやっぱりおいしい

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無印で
気になっていた本、人と物シリーズの中から「小津安二郎」を手に取ってみた
小津作品になぜ惹かれるのか
やっと落ち着けた喫茶店にて、しみじみする

来る途中に読んでいた ネバヤン安部さんのインタビュー
向井さんの例のことば
「北の国から」
アキ・カウリスマキ

心に留まっている自分の心を動かすものごと
そこにある何か同じようなもの

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今朝 布団の中で茨木のり子さんの詩集「歳月」を読んだ

どれほどに夫を想っていたか
ごく個人的な真実をみつめ、綴ることばが痛い
「倚りかからず」の詩が改めて胸にきた
本を閉じ ぼんやり天井をみていたらまた眠っていた
わたしならこの詩集には「Y」と名付けるだろうな
あの箱にかかれた字のままに
それ以上ない、と思う

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先月から動画をみすぎて初めて速度制限がかかってしまった



久しぶりに聴いたハンバートハンバート
ことばって、みたままが伝わる人との間ではいらない
もどかしいから

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